生成AIの活用が広がる一方で、製造業では「機密データを外部のAIサービスに送って大丈夫か」という不安がつきまといます。結論から言えば、AIを使うこととデータを社外に出すことは、分けて考えられます。この記事では、その線引きと、ローカル処理という選択肢を整理します。
混同されがちな2つのリスク
- 外部AIへの送信:データを外部の生成AIサービスに送り、処理させること。
- データの社外移動:データそのものを受託先などの自社の管理外に移すこと。
この2つは別のリスクです。たとえば「AIで分析したいが、外部サービスには一切送りたくない」という要望は、ローカルで完結する構成にすれば両立できます。
ローカル処理という選択
データの整形・分析・可視化、そして用途によってはAIモデルの実行までを、オンサイト、または持ち込み実行できるツールといったお客様の管理下で行えば、外部の生成AIサービスにデータを送らずに済みます。クラウドの便利さは一部諦めることになりますが、機密性と引き換えにできる価値は製造業では小さくありません。
「どこに置かれ、誰が触れるか」を明示する
大切なのは、提供方式ごとにデータの所在を明らかにすることです。オンサイトで完結するのか、合意した範囲だけを持ち帰るのか、作業後に削除するのか——これらを最初に取り決めておけば、安心して着手できます。私たちは提供方式別のデータ所在を表で示し、NDA・削除・納品前チェックを標準手順にしています。
詳しくはセキュリティ方針をご覧ください。
まずは小さく試せます
サンプル・合成データでの整形・分析PoCから始められます。お気軽にご相談ください。